岳沢リベンジ クモマベニヒカゲ 信州遠征9 上高地

上高地3日目の7月21日、前日の岳沢敗退とは大違いで、早朝のカラスシジミに始まりオオイチモンジ、望外のコマドリまで撮影できたおかげでいきなり元気が出てきて、ふと気になったのは・・・ mats

前日に岳沢であわててピンボケしか撮れなかった高山蝶クモマベニヒカゲ、目の前で吸蜜していたのに撮りそこなうとは・・・そこで、なんとなく今日はついてるので、もう一度岳沢に登ってみるか?という懲りない性格が頭をもたげ・・・ 足も回復したし、元気も出たしということで、「クモマベニヒカゲを見つけたガレ場までなら問題なく行けるだろう。あのヨツバヒヨドリではクモマベニだけでなく、ルリシジミも吸蜜していた、おまけに根元付近の地面にはボロボロではあったもののツマジロウラジャノメまでいた! 周辺のいくつかのヨツバヒヨドリには何も来ていないのに、あの株だけ蝶が集まっていたのは何か吸引力があるからに違いない、よし!あの株まで同じ頃に着くように登ってみよう!」・・・と、賭けもいいところですが根拠が全くないということでもありません。

そして、岳沢名物と言われる風穴(天然クーラー:冬、地中の凍土により冷やされた空気が岩の隙間から噴き出ている)を越えて本日の目的地というより目的のヨツバヒヨドリを目指しました。やっとガレ場に出てしばらく進んだ先にヨツバヒヨドリが見えるとそこにはお約束のようにクモマベニヒカゲが訪花していました。ちょっとできすぎですが朝からのツキが続いているようです。何枚か撮影して即下山。

↓ 風穴。岩の間から吹き出す冷気

↓ 樹林帯の足元にはゴゼンタチバナが開花

↓ クモマベニヒカゲ。後翅裏の白い帯がベニヒカゲとの違い

↓ ひょっとすると、きのう見たクモマベニヒカゲの再登場?

↓ こんなところ

↓ 上高地を望む。赤い屋根は帝国ホテル、建物が集まっている付近が河童橋(小さく見えている)

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