湿原のミドリシジミ 信州遠征11 上高地

岳沢湿原でのゴイシシジミの撮影が一段落して桟道を歩いていると、ササの葉上に青緑に輝くシジミが・・・ mats

?? 光の具合か青っぽい緑で輝いています。遠目には、アイノミドリ、エゾミドリ、ジョウザンミドリ? ただ、幼虫の食樹ミズナラは見当たりません。望遠で覗いてみると色と形からはおそらくミドリシジミだろう、ただ、こちらも幼虫の食樹ハンノキは湿地性の樹木ではあるけれども見当たりません。なんとなく釈然としないまま宿に戻って検索してみると岳沢湿原にもハンノキがあることが確認できたので、やっとミドリシジミ(俗称 タダノミドリ)であることがはっきりしました。

どうやら、羽化直後に翅を伸ばしたあとに一飛びして葉上にとまって、開翅しながらさらに翅をしっかりさせようとしていたのではないか? 随分長い間、向きを変えたり開いたり閉じたりしながらも殆どは開翅したままだったのでゆっくりと撮影を楽しめました。最後に飛び立ちましたが、まだ翅は重たそうで頼りない飛び方でした。朝から幸運続きでカラスシジミ、オオイチモンジ、コマドリ、クモマベニヒカゲと観察・撮影できたこの日は岳沢湿原でのゴイシシジミと、羽化直後のミドリシジミの撮影で有終の美。万歩計は前日より6千少ないとはいえ3万歩、結局、山登りも含めてずいぶん歩いていました。

⇒ 参考 蝶百科図鑑 ミドリシジミ

↓ 頻繁に方向を変える

↓ 直射日光だと色が飛んでしまうのでこれくらいの光の方が綺麗な気がする

↓ 裏も見せてくれた

↓ こんな湿原で発生しているとは・・・正面は六百山

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