クサボタンとキバネセセリ 信州上高地遠征編⑤

前回の信州遠征では滞在した4日間全て雨にたたられかろうじて最終日の最後の30分ほどで姿を現わしてくれたアイノミドリシジミに助けられはしたものの、やはりそれだけでは寂しくリベンジと称して今度は信州上高地に3日間の予定で出かけたのですが・・・ mats

青空も太陽も一度も見ないまま最終日の朝を迎えてしまいました。ずっと雨にたたられた前回遠征の「リベンジ」などと称しながら結局、なんのことはないすっかり「返り討ち」に遭った気分です。河岸には奇妙な形のクサボタン(キンポウゲの仲間)が上品なラベンダー色で咲き誇っています。晴れていれば花の向こうには穂高連峰が見えているはずですが、今回はずっとこんな調子で主峰の奥穂高もそれから伸びる吊尾根も見ることが出来ませんでした。朝のひとときクサボタンに飛来するキバネセセリが遊んでくれました。生態を調べてみると「早朝や曇天時に活発に活動する」とあり、今回の状況にまさにぴったり・・・本州以南では山地性のセセリとされていますが高尾山では見たことがありません。

 

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