カワセミ ピュッ 番外

前回のサギとは違ってカワセミはいきなり目の前をピュッと横切るので飛んでいるところはなかなかうまく撮れません。 mats

小さいうえに矢のように速いのでなかなかシャープな画像になりません。この嘴(クチバシ)から頭部にかけての流線型により、空中を飛んでも水中に飛び込んでも、抵抗が極限にまで抑えられているとしてトンネル突入時の爆発音、いわゆる「トンネルドン」の軽減が課題であった山陽新幹線車輌の先端の設計に応用されたとのことです。速いわけだ・・・

それにしても、じっとたたずんで長い間待っているといきなりピュッですからその都度大慌て・・・もっぱら鳥を撮影されている方々は緊張感を保ったままじっと待つのに慣れておられるようですが、どうもそのあたりは新参者につきまだまだ修行が足りず今後の課題です。

↓ トレードマークの背中のコバルトブルー

↓ 飛んでいるのは林の中ではなく池の上

↓ とまってさえいれば・・・目が曇ってみえるのは水に飛び込んだ際に目を保護するための瞬膜(自前のゴーグルのようなもの)を閉じているから(生田緑地 1月)

↓ 瞬膜を開いている通常の状態(多摩川 1月)

 

 

カワセミ ピュッ 番外” に対して2件のコメントがあります。

  1. Sophia より:

    5枚もの写真を使って、カワセミの特徴を解説して頂き有難うございます。
    山陽新幹線車輌の先端の設計に応用されていたとは、・・・この写真で一目瞭然です。小さいからだにしては大きくするどい嘴、さぞかしすばやい動きなのでしょう。
    人間の目で見ることができなくても、カメラでは見ることができるカワセミの美しい飛翔。何度見てもきれいな鳥ですね。

  2. mats より:

    コメントをいただきありがとうございます。
    近所の散歩コースである裏の多摩川、二ヶ領用水、生田緑地どこでもその姿を見かけます。サギ類がいるような流れの周辺にはだいたいカワセミもいるとみて間違いなさそうで、それほど珍しい鳥ではないのですが、なにせ、「ピュッ」なのであまり目に付かないのだと思います。美しさもさることながら、その挙動がユーモラスなので見かけるとカメラを向けたくなります。運良く水辺の枝にとまって水面をにらんでいたら、水中にジャンプ飛び込みで器用に小魚などを捕えるショーの前触れです。

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