鳥の顔 口の大きさ エナガほか 番外

鳥の顔シリーズです。口の大きさに注目してみました。 mats

トップはエナガ。生田緑地で2月下旬の撮影、とにかくグループで飛来しては忙しく動き回るのでなかなかシャッターチャンスを捉えるのが難しい困りもの。一年中見られ尾は長いのですが体重10g弱で100円玉2枚くらいと軽く、木の実や昆虫を食し、苔(コケ)と蜘蛛の糸を集めて精巧な楕円形の巣を作ることで知られています。私はまだその巣を見たことはありません。エナガという名前の由来は柄の長い柄杓(ヒシャク:エナガの体長は大体14cm内外でその半分以上が尾)に例えたらしい。それにしてもこの口の小ささは???

対照的に下は裏の多摩川のハシビロガモ(クチバシの幅が広いことからきている名前)。冬鳥ですが雑食性で水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、嘴(くちばし)で食物だけをこし取り水を吐き出すというまるでクジラのような大ざっぱな食べ方です。大きな口の理由はそんな食べ方にあるようですが、エナガの口がついていたならサドンデスだったに違いありません。

↓ ハシビロガモ 多摩川中野島 12月下旬                        

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