多摩川散歩 いきなり増えたヒメウラナミジャノメ

紫のナヨクサフジが多摩川土手、河川敷に増えたのに歩調を合わせるようにヒメウラナミジャノメも増えています。 mats

土手、河川敷を歩いていると足元からぎこちない調子でヒメウラナミジャノメが飛び立ちます。先日の記事で紹介したギンイチモンジセセリは今年はここ中野島では1頭見て以降、姿を潜めている一方で同じススキ類を食草とし一昨年の台風19号で同様に大打撃を受けたはずのヒメウラナミジャノメはあっという間に数を増やしています。カワセミが頻繁に訪れるハイムから少し下流に位置する池を横切る小径を通って河川敷側に渡ります。道案内はこの付近を縄張りとしてとり仕切っているおなじみのキジ。「飛ぶのは苦手だが、地上を歩くのは速い」とされているキジですがいかにも体が重そうでのろいので後ろがつかえます。本当に飛べるのかな~、ちょっとダイエットした方が良いのでは?? 大きなお世話でした・・・ナヨクサフジで吸蜜するヒメウラナミジャノメ(上)とキジ(下)。

参考 蝶百科図鑑 ヒメウラナミジャノメ

 ↑ 5月の多摩川(中野島付近) 紫のナヨクサフジと黄のキバナコスモス

 ↓ ヒメウラナミジャノメの「蛇の目」(裏側)。丸い紋の真ん中でおしゃれに光って目を引く青い鱗粉

 ↓ すぐ横にいた今年になって見た中では最も橙色の輝きが強く印象的なベニシジミ

 ↓ ヒメウラナミジャノメの羽の表は至って地味(多摩川中河原)

 

 

 

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