多摩川土手は今

ハイムからすぐの多摩川土手。堤防の外側、つまり道路側の斜面にはイネ科の雑草と混じって、薄紫の花が一面に咲いている場所があります。以前はポツポツと咲いている感じだったと思うのですが、いつの間にこんなにたくさんの花が咲くようになったのか・・・。この花はツルボというそうです。このツルボがたくさん咲いている場所にはウマノスズクサが生えていたはずなのですが、最近はあまり目にしなくなりました。これも植物同士の生存競争の結果なのか・・・。

そんな中で少なくなったウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫が何匹か育っているのを発見しました。近づくとオレンジ色の短い角を出しています(上の写真)。また少なくなった葉っぱを食べるため必死で腹脚(体の前の方の3対の脚以外に、体の後ろのほうに脚のようなものがある)で細い茎にしがみついているのも健気な感じがします(下の写真)。ただ、心配なのは、次の土手の草刈りが何時になるのかです。今年は既に一回草が全て刈り取られ、幼虫・食草ともに大きなダメージを受けています。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ジャコウアゲハ

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