探蝶漫遊記 ⑯マダラだらけ スジグロカバマダラほか (石垣島遠征2)

今年の2月に訪れた石垣島、余り蝶が活動しない時期であることに加えて天候も良くなかったため撮り残した蝶が少なからずありました。そこで思い立って10月中旬に再訪したので何回かに亘って紹介します。尚、前回の石垣島遠征記は3月2日~4月6日(20回)に投稿しています。 mats

名蔵ダム。なぜかスジグロカバマダラがツマムラサキマダラに追いかけられている。関東周辺ではマダラチョウといえば高尾山でよく見られるアサギマダラしかいないが、石垣に来るとやたらとマダラチョウの種類が多い。幼虫の時に体内に貯えた食草の毒(アルカロイド)を蝶になっても持っているので鳥などに捕食されない「毒蝶」ということになるが、どれもフワフワ感満載で飛ぶので飛翔写真も撮りやすい。

アサギマダラが秋に沖縄・台湾方面に長距離の渡りをして、春にまた戻ってくることが知られているが、スジグロカバマダラの近縁でMonarch butterfly(帝王蝶)と呼ばれるオオカバマダラはアメリカで超長距離の渡りをするので有名。夏にカナダからカリフォルニア、或いはメキシコに向けて一斉に3000キロを越えることもある長距離を飛んで越冬し、春にはこの逆のコースで世代交代をしながらカナダ方面を目指すというのを繰り返している。マダラチョウたちはいずれも胴体は華奢で力強さは感じられないが羽が大きく風に乗るとそれほど体力を使わず(但し、「風に乗れば」の話ではあるが)長距離を移動できそうなことは想像できる。

↓ センダングサに飛来するスジグロカバマダラ

↓ ひときわ目立つオオゴマダラは、最もフワフワした飛び方をする大型マダラチョウ。今年になって沖縄の県蝶に選ばれたが、以前より宮古島市、石垣市では市蝶に選ばれており沖縄ではアイドル的な存在。まあ、大きくて目立つと言えば目立つが・・・

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