探蝶漫遊記 ⑲ホスピタリティー コノハチョウ (石垣島遠征)

冬枯れの期間が長くなりどうしても蝶の姿が見たくなったので2月10日から13日という日程で初めて石垣島に行ってきました。台北から約270キロという石垣島では「越冬」の必要がないため蝶たちは1年中、ある意味だらだらと世代交代を繰り返しています。それでも真冬・真夏の時期は余り活動しないため、いい時期に行ったわけではありませんが気温が上がるといろんな蝶が飛び出してくるのが確認できました。何回かに亘って旅日記風に紹介していきます。 mats

4日目は10時空港だったので帰るだけの予定にしていたが案内していただいたKさんより天気が良さそうなので空港まで送るから途中バンナ公園に寄っていこうと言われご厚意に甘えて同地に向かった。曇って気温も上がらず何もいなかったのが、最後の30分になって急に太陽が現れ、ウソのようにコノハチョウがテリトリーを張り、2頭が追いかけ合いをした後、戻ってきた1頭が木の幹にとまり綺麗に開張!コノハチョウについては前日に下から見上げた裏羽の写真しか撮れてなかったのでまさに 有終の美を飾ることができ、Kさんとこのコノハチョウのホスピタリティに大感謝して空港に向かった。

アップにも耐える新鮮な個体。

半開のコノハチョウ。

羽を閉じると余りに有名なコノハチョウの名前の由来の「木の葉」模様。太い幹にとまっているからわかるが枯れ葉の中に混じると判別不可能だろう。

 

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