探蝶漫遊記 ⑮遊んでくれた アオタテハモドキ (石垣島遠征)

冬枯れの期間が長くなりどうしても蝶の姿が見たくなったので2月10日から13日という日程で初めて石垣島に行ってきました。台北から約270キロという石垣島では「越冬」の必要がないため蝶たちは1年中、ある意味だらだらと世代交代を繰り返しています。それでも真冬・真夏の時期は余り活動しないため、いい時期に行ったわけではありませんが気温が上がるといろんな蝶が飛び出してくるのが確認できました。何回かに亘って旅日記風に紹介していきます。 mats

最終日の午後、今回初めてと思えるほどの青空と太陽。小径から牧場に入るとあちこちにアオタテハモドキが飛んでいた。太陽が出ないと出てこない蝶で随分昔にシンガポールのセントーサ島で見て以来だった。近づくとすぐ飛び立ってかなり先にとまる。走って追いかけてカメラを構えるとまた逃げられるというのを何度も繰り返してやっと撮れたのが上のオスの開張。「おちょくられ」、「遊ばれ」さんざん走り回らされたおかげでヘトヘトになったが、こんな時間がずっと続けば・・と思うほど楽しい一時でもあった。

地面にいるメスを見つけて求愛ホバリング中のアオタテハモドキのオス(上)。

牧場でアオタテハモドキを撮影中。待ちに待った太陽だがこうなると暑くてたまらない・・・

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