ツマキチョウ初見

これから数日は花冷えで雨の日が多いとの予報が出ていたが、この日は昼間は初夏のような陽気。チョウもこの陽気を見逃すはずはなかろうと、ちょっと多摩川土手に出てみた。例年ならツマキチョウがいてもおかしくないが、今年はまだ見ていなかったので少しは期待もしていた。白いチョウが飛んでいるがほとんどがモンシロチョウかモンキチョウだったが、その中で少し飛び方が違うのを見つけた。ツマキチョウだ。だが、これがなかなか止まらない。随分後を付けて行ったり来たり歩かされることになったが、ほんの一瞬だけカキドオシに止まったところで何とか証拠写真を撮ることができた。もう少し翅を開いていて欲しかった。前翅の先端が黄色いのがオスの特徴だ。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ツマキチョウ

ツマキチョウ初見” に対して4件のコメントがあります。

  1. あさぎ より:

     狛江の西河原公園で蝶の調査を始めました。「庭の蝶」の調査方法に従っています。ツマキチョウも確認できました。慣れていないので識別が難しい時もあります。確かに翔び方にそれぞれ特徴があるように思えてきました。

  2. Henk より:

    あさぎさん
    おひさしぶりです。コメント有難うございます。
    いよいよチョウの調査を始められましたか。私もそうでしたが、漫然とチョウを見ていた時と違い何か目的をもって観察をし始めると、自ずとチョウの見え方も変わってくると思います。
    モンシロチョウやスジグロシロチョウ、モンキチョウのメスなどの白いチョウに惑わされず、飛んでいるツマキチョウを識別するコツもすぐにつかめたと思います。ちょっと飛び方が変わっています、他の物に比べあまり飛ぶのが上手ではないような感じです。これは意外と遠くからでも「おやっ、ちょっと飛び方がちがう。」と気づきます。
    このツマキチョウ、2019年の多摩川大増水で河川敷にいた蛹がほぼ全滅したのではと大変危惧していたのですが、その後見事に復活し、今では以前よりも数が増えているような感じがしています。西河原公園はちょうど中野島の対岸になりますので、状況は同じだったのではと思います。今日も多摩川に出ると5-6頭に出会いました。まだ、これから5月中頃までは楽しませてくれるでしょう。
    私は一昨年河川敷のノラボウ菜に産み付けられた卵から初めて飼育しましたが、子供の頃にやったモンシロチョウの飼育と同じで比較的簡単です。そして、蛹になったその奇妙な形を見て感動したものです。是非、お勧めします。このサイトにもその時の模様を書いています、ご参考まで。

  3. あさぎ より:

     同じ個体かもしれませんが、ツマキチョウはよく見かけました。蝶の種類が増えてきたら調査も大変そうですね。

     登戸駅前のミライノバ(社会実験の空き地)の方は入力しました。水やりをしている間にアゲハ等も飛来していました。ミカンの木に卵はついていませんでした。

    1. Henk より:

      あさぎさん

      多摩川の川崎側でもツマキチョウは4年前の大増水の以前のように個体数は戻ってきたようです。
      4月に入り、いろいろ見るチョウの種類も増えてきましたね。今日もコミスジ・ツマグロヒョウモンを初見。調査もこれからしばらくの間は楽しいです。しかし、土手沿いのコースにはたくさんの野草がはえており、それぞれが我が物顔に蔓延り出すとやがて歩くこと自体が辛くなります。クズの蔓が足に絡み、イタドリやヨシ・カヤの類が背丈以上に伸び行く手を阻みます。チョウを目で追って、その場ですぐに用紙に記入するのですが、その時足元への注意がおろそかになると、思わずすってんころり。去年も何度も転んでしまいました(笑)。
      私はまだ登戸のミライノバに行ったことがありません。一度行ってみようと思います。
      添付は、今日のツマキチョウ(オス)です。

Henk へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)