飼育中のコムラサキ(1)

3月11日に目覚めたばかりのコムラサキの幼虫を持ち帰り我が家で飼育することにした。

3月12日 まだ体の色は灰色がかってヤナギの樹皮の色に似ていたが、ヤナギの新芽を食べ色も徐々に緑色に変化していった。

3月13日 ヤナギの枝先の新芽をほんのわずかだが齧った痕(幼虫のすぐ右と下の2カ所)が見える。

3月15日 エサが途切れては困るので、追加で何本かの新しい枝を追加してやったところ、しばらく目を離した間に完全に見失ってしまった。枝が1本の時は探すのは簡単だったが、本数を増やしたために、今度はどの枝にいるのかそう簡単に分からない。体はまだまだ小さいし、新芽そっくりな色と形で、最終的に見つけるまでに20分以上かかってしまった。結局、枝が重なっているところで別の枝に乗り移って、葉の上でまるで「葉そのもの」になりきっていたのだ(下の写真)。これじゃあ、そう簡単に見つからないわけだ。

ということで、取りあえず与えるヤナギの枝は1本だけにした。あとの枝は予備として別に活けておくことにした。

現在はこんな姿をしています。オオムラサキ・ゴマダラチョウなどとよく似たなかなか愛嬌のある顔つきをしています。

(Henk)

参考 蝶図鑑 コムラサキ

 

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