サンゴの海 番外 遠征編(宮古島)

この海の色は独特です。もちろんサンゴ(珊瑚。イソギンチャクの仲間の刺胞(しほう)動物に属します)が大きく影響しています。砂浜も遠浅の海の底も細かく白い砂の部分が広がっていて、この砂は本州の海と違い山からの土砂が運ばれたものとは異なりサンゴや貝殻の砕けたものなど主として石灰質ものが多いことから白くなったのです。太陽の光は海面から、波長の長い赤から順に吸収されていった結果、その深度により遠浅の浅いところではエメラルドグリーン、少し深くなったところではコバルトグリーンへと変化することによりこのようなグラデーションが生じるのです。光合成をするサンゴ(実際にはサンゴ自体でなく中に住み着いている植物性プランクトンが光合成をします)による水の浄化による影響も見逃せません。 mats

海底もサンゴとその砕けた白い砂(新城海岸)

この透明度!(池間島付近)

 

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