鳥の顔 潜り専門 カワウほか

鳥の顔シリーズです。今回は潜り専門のカワウとカイツブリ。

裏の多摩川の上河原堰堤での撮影、周辺にはたくさんいるカワウです。とにかくよく潜ってはかなり遠くに魚をくわえて頭を出すことも珍しくありません。美しい碧眼は印象的(2月中旬)。

以前の記事に載せた「鵜飼(うかい)」の説明をもう一度。若干可哀想な感じもして「動物虐待」だなどと叫ばれるかも知れませんが、個人的には、人間とタイアップしたウィンウィン作業といった印象もあります。尚、鵜飼のウはこのカワウではなくウミウだそうです。 ウィキペディアより:

「鵜飼漁をする人を鵜使いまたは鵜匠(うしょう・うじょう)と呼ぶ。小船を用いた一般的な鵜飼においては、1人の鵜匠が5羽から10羽程度のウを一度に操る。鵜飼いでは、平底の小船の舳先で焚かれるかがり火が、照明のほかにアユを驚かせる役割を担っている。かがり火の光に驚き、動きが活発になったアユは、鱗がかがり火の光に反射することでウに捕えられる。ウののどには紐が巻かれており、ある大きさ以上のアユは完全に飲み込むことができなくなっており、鵜匠はそれを吐き出させて漁獲とする。紐の巻き加減によって漁獲するアユの大きさを決め、それより小さいアユはウの胃に入る」

下も潜り専門と言ってもよいカイツブリ、他の水鳥と並ぶとひときわ小さいのですが至って活発で落ち着きのない様子でセカセカと泳ぎ回っては頻繁に潜って漁に励みます。昔から琵琶湖に多かったため滋賀県の県鳥に指定されていますが、こちらは丸い黄色い眼(多摩川 上河原堰堤 12月上旬)。

⇒ カイツブリの漁 井の頭公園(2月)

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