ナガサキアゲハの幼虫

先日、蛹になる前に突然いなくなった飼育中のナガサキアゲハの幼虫のお話をしました。今日は、その幼虫がいなくなる前の話です。
その幼虫は、もとはと言えば、生田緑地にあるミカンの木の葉の上にいて、アゲハ(ナミアゲハ)ではないあまり見慣れない幼虫なので試しに飼育してみようと一匹家に連れ帰ったものでした。ナガサキアゲハの成虫は生田緑地でもよく見られますが、幼虫を見たのは初めてでした。指でチョンチョンとつつくと、ニュッとオレンジ色の角を出します。連れ帰ってベランダの鉢植えのミカンの木に止まらせましたが、木が小さいのでこの幼虫が蛹になるまでに丸坊主にされることは覚悟の上でした。実際、下の写真のとおり完全に丸坊主にされました(笑)。それで、ご近所からミカンの枝を急遽調達することになったのでした。しかし、まあ、その甲斐もなく、というお話でした。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハの幼虫” に対して1件のコメントがあります。

  1. 山ちゃん より:

    本当に蝶類が好きなのですねえ、改めてそれを認識しました。
    田舎育ちの私は、子供の頃から身近に各種の昆虫がいて、夏場などは暗闇から家の中に色んな虫が
    飛び込んできました、蛾類 クワガタムシ カブトムシ カナブンETC,その中から子供社会で所謂価値のある物は虫籠に入れて飼育した事があります。
    但し 羽化した蝶類は良いけれど、青虫はいけません、苦手でした。
    青虫を捕まえ、その一方で食草を育てる・・・これは心底から好きじゃないと出来るものじゃ有りません。それにしても、柑橘鉢植えを丸々食べて仕舞うナガサキアゲハは凄い食育ですね。 食い荒らされて丸裸になった鉢植えの写真を見て笑って仕舞いました。 こう言う事に没頭してる時間、さぞや楽しいのでしょうねえ。 

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