多摩川のアゲハほか

雨がちだった天気が一区切り、満開のサクラには痛手でしたが漸く蝶たちも活動再開です。 mats

裏の多摩川の土手、いくつもの種類の蝶を見ることができました。最初はツバメシジミ、オスの青藍色の金属光沢は同系のヤマトシジミやルリシジミに比べても強く、後翅の尾状突起とその付け根付近の裏翅にある橙色の紋が特徴です。

⇒ 参考 蝶百科図鑑 ツバメシジミ アゲハ モンシロチョウ ツマキチョウ

↓ ツバメシジミ オス

↓ アゲハチョウ 本年初目撃ではないが、初撮影。羽化してそれほど時間は経っていなさそう

↓ ツマキチョウ 今年はまだ見ていなかったのでまずは姿を確認しようと土手の脇の小径をゆっくり進む。モンシロチョウ、モンキチョウは飛んだり花で吸蜜したりしているのにツマキチョウは見つからなかったが・・こちらに向かっていかにも頼りなくチラチラと飛んでくるのは? ツマキチョウ! 目の前を通り越して上流方向へ、逃がすまいと追いかける。吸蜜は既に済ませたと見えて弱々しい飛び方にもかかわらず一向に花にはとまらない。右側の多摩川、或いは左側の林に逃げられると諦めもつくのに小径に沿って飛ぶので追わざるを得ず・・・20m、50m、そして100mを越えたあたりで、とまることはないのが確信できたのと、息が切れてきたので最後のダッシュで追いついて走りながら後から連写。こんなので、うまく写るはずはありません・・ということでかろうじてツマキとわかるだけの証拠写真です、残念・・・

↓ モンシロチョウ。オオアラセイトウ(諸葛菜、ハナダイコン、ムラサキハナナなど別名あり)に飛来

 

多摩川のアゲハほか” に対して2件のコメントがあります。

  1. あさぎ より:

    調査や撮影をするためにはやはり走って追いかけることが必要だと感じました。参考になりました。

  2. mats より:

    あさぎ さん
    コメントありがとうございます、
    ・・とはいえ、カメラを手に細い道をとりつかれたように走っている姿は、事情を知らない人から見ると、「あぶないオジサン」にしか見えないような気がします。先を飛んでる小さな蝶など誰にも見えてないでしょうから。
    一方、走っている本人は、その蝶しか目に入っていないので路面の根や小石などに足をとられ痛い目にあったことが何度もあります。実際にあぶないのです。余り、参考になさらない方が良いかも知れませんよ!

mats へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)