高尾山のルリタテハ

ハイムが大規模修繕をしている間は我が家のベランダから富士山を拝めないので、この日は雪をかぶった富士山を見たくて高尾山に向かった。しかし、頭上の空は雲一つなく晴れていたのに、なぜか富士山の場所だけ厚く雲が出ていて、富士山は拝むことはできなかった。

高尾山頂上への道すがら、この時期になるともう樹液が出ている木はないと思っていたら、一本のクヌギの大木にスズメバチやら黒っぽいチョウがが群がっている。実はそれらの主体はルリタテハだった。ざっと数えてみたが、入れ替わり立ち替わり優に10頭近くはいただろうか。これまでルリタテハと言えば大体単独行動のものしか見ていなかったが、この場所ではなぜか集団になっていて壮観である。どうしてもスズメバチには力負けするようで追い払われるのだが、それでも皆なかなか懸命に頑張っている。追い払われると一旦は退散してしばらく辺りの地面に下りるか、別の木に移動するかするが、また勇敢に樹液に戻っていく。延々とこの繰り返しだ。まだ午前中ということもあって山の空気全体はひんやりしていて気温はとても20度まではないと思うが、樹液が出ている部分には日が当たり他よりは暖かい様子。したがって、皆活発に行動している。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ルリタテハ

高尾山のルリタテハ” に対して3件のコメントがあります。

  1. あさぎ より:

    ルリタテハも綺麗ですよね。高尾山のどのルートでしょうか?

  2. Henk より:

    あさぎさん
    これは3号路などの道が出会ったあとの頂上への最後のアプローチです。分かりますかね?

  3. あさぎ より:

    ありがとうございます。この前、通ったかもしれません。ちょっと思い出してみます。

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