チョウの観察会に参加して(2)

アオバセセリに続いて、今回はツマキチョウです。
最終地点の開けた広場を力なく低く飛んでいた1頭のメスのツマキチョウ。この1頭はたくさんのカメラを向けられても全く意に介することもなくいろいろなポーズをとってくれました。その場所に咲いている限られた花(タンポポ・ハルジオン・セリバヒエンソウなど)で次々と吸蜜するところを見せてくれ、さらにはイヌガラシに産卵するところまで披露してくれましたが、あまりに貧相なイヌガラシなのでここで果たして幼虫は成長できるのか、さらに蛹となって来年春まで年を越せるのか、ちょっと心配になりました。
余りにも愛想を振りまいたので最後は疲れた(?)と見え、木の枝に止まり触角をすぼめ翅を小さく畳みジッと動かなくなる場面も。ともかく、なかなかのモデルさんを務めてくれました。感謝。

タンポポで吸蜜

セリバヒエンソウで吸蜜

イヌガラシで産卵

ツマキチョウの卵(産卵直後)

(Henk)

参考 蝶図鑑  ツマキチョウ

 

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