手乗りのチョウ2種

これまでいろいろチョウの手乗りを試みているが、なかなか警戒心が強くてできなかったものの一つにイチモンジセセリがいる。秋になると至る所で飛び回っているが、カメラを構えて近づくだけですぐに逃げてしまう。そのイチモンジセセリの手乗りにやっと成功した。何度も指を近づけては逃げられて、その時も諦めていた所、今度はなぜか先方から筆者の指に止まってきた。素早く撮った。よく見ると少し草臥れ気味の個体ではあったが、手乗り成功。都内の公園で(上の写真)。
イチモンジセセリ、もう一度は多摩川土手で、いとも簡単に。できるときはできるものです(下の写真)。

それと、もう一つ。ハイム2号棟南側のアラカシで産卵場所を探しているムラサキシジミに出会い、これにも手乗りしてもらった。ムラサキシジミもこれまで野外で何度も試したが容易には手乗りしてくれない。飼育して羽化直後は大人しく乗ってくれるが、野外ではなかなかいうことを聞いてくれなかった。しかし、今回は不思議とうまく行った。どうも気に入ってもらえたようで、しばらく手の上を這いまわっていた。その時の手乗りのようすです(それぞれ拡大できます)。

(Henk)

参考 蝶図鑑 イチモンジセセリ  ムラサキシジミ

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