トンボの眼 番外

ゴマダラチョウを初撮りした森林公園にはトンボも豊富です。 mats

なんとも魅惑的な青碧の大きな複眼! シオカラトンボ自身からは周りの風景(私を含め)どのように見えているのでしょう? 子供の頃、トンボを捕まえるには、「ゆっくり近づいて人差し指でクルクルと小さな円を描きながら、トンボの眼に向かってさらに近づいていくと、動くものに気を取られたトンボは目が回って逃げられなくなるのでそのままサッと捕まえる」と教えられました(誰から教わったんだっけ?)。子供心にも眉唾とは思ったものの、クルクル作戦はなんとなく魅力的であったので半分採用して、指を回しながら近づき、もう片方の手でそ~っと、そしていきなり後ろから尻尾を捕まえるという作戦でシオカラトンボやアカトンボ相手では随分成功していました(ただし、必ず噛まれて痛い)。

↓ 残念ながら、ギンヤンマは眼を撮らせてくれなかった・・・

↓ ギンヤンマ 産卵中 以前の画像 多摩川中野島 8月中旬

トンボの眼といえばやはり一番憧れるのはオニヤンマ、こちらは明るい緑の透明感のある眼。「手を出すとひどい目に遭うぞ!」という警告を自らが目立つことにより発している「警戒色」の好例ですが、この黒と黄の踏切のようなけたたましい胴体の配色に比べると眼の美しさは際立っています。

↓ オニヤンマ 以前の画像 生田緑地 9月中旬 花はマンジュシャゲの蕾

 

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