アカボシゴマダラのステンドグラス

アカボシゴマダラはその存在についてはずっと悩ましい問題を抱えてはいるものの、チョウとしてのデザインは非常にシンプルながら何とも言えない魅力を感じる(筆者の個人的感想)。翅は白の地に黒い縁取りがあり、裾には赤い斑紋をあしらっている。いや、黒地に白と赤の斑紋というべきか。そして、口吻は鮮やかな黄色でひときわ目を引く。そして、その翅だが光が当たると白と赤の部分は光を半ば透過して、まるでステンドグラスのように見えなくもない。写真は多摩川(上)・生田緑地でのもの。

ところで、アカボシゴマダラとは何の関係もないが、一番上の多摩川での写真の左下隅に葉っぱの先端に偶然写り込んだ初めて見る黒とオレンジ色の極小の虫は一体何だろう? 写っていた別の写真を拡大してみたが、これ以上鮮明にはならない。どうも気になり、調べて見るとヒロオビジョウカイモドキというのがこれに一番よく似ているように思うが、そのものの実物にこれまでにお目にかかったことがないので何とも言えない、ウーン。

(Henk)

参考 蝶図鑑 アカボシゴマダラ

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