優曇華の花

今回は番外編です。
まず、「優曇華の花」はどのように読めばいいでしょうか?

これは「ウドンゲのはな」と読みます。
先日、生田緑地で久しぶりに見つけました。マテバシイのひこばえに付いている何やら奇妙なもの。ごく細い糸のようなものの先に白い小さな粒がついている。これは、いわゆる「優曇華の花」と呼ばれるものです。「優曇華の花」と言えば、昔から仏教では吉祥の一つでもあり、きわめて珍しいことのたとえ。「優曇華」は三千年に一度咲くという、インドの想像上の植物ということなのですが、実際のこの写真の奇妙なものはそれとは全く関係なく、クサカゲロウ(下の写真)の卵なのです。なぜクサカゲロウの卵が「優曇華の花」と呼ばれるようになったかはわかりませんが、面白い話ではあります。

因みに、この2枚のクサカゲロウは4月末と、つい先日ハイムの自宅近くの壁に止まっていたもので、それほど珍しいものでもないのですが、ハイムではこれまで優曇華の花を見たことは一度もありません。もし見つけると、まさに優曇華の花???

(Henk)

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