多摩川のキジ
毎年この時期になると多摩川の河川敷で何組かが営巣を始めます。最近、その縄張りを宣言するけたたましい鳴き声は時々聞いていましたが、今日はチョウを追いかけていた時、突然キジと鉢合わせしました。別に、驚いて飛び立つわけでもなく、ただ警戒はして幾分身構えています。そっとカメラを向けてもジッとこちらを怪訝な表情で見ています。2-3メートルほどの、どちらかというと至近距離。こちらが少し近づくとその分キジも先へ移動するだけで距離を保っています。もうすっかり人慣れしているのか、この程度なら接近してもいいが、それ以上はダメという感じがヒシヒシとしました。しばらく、チョウを追いかけるのを忘れて、キジの後をついて歩いて動画を撮っていました。
(Henk)
昨年、多摩川にいる野生の雉の写真を見たときは驚きました。
ハイムってどんな田舎なのだろうか、まるで御伽噺のような世界に思えました。
雉!大きな2枚目の写真からはまるで日本画から抜け出してきたような迫力を感じます。
これが日本の国鳥だと思えば、日本にいることが誇らしくなるような気品ある姿です。
なのに、猟銃で撃ち殺しても法的には罪にはならない・・・(悲・・・)
ましてや食べても良いとは!・・・(悲・・・)
毎年写真で拝見させて頂くことが楽しみになってしまった多摩川の雉は、いつまでも地区の方々に愛されて元気な姿を見させてくれますように!
Sophia さん
私たちの住んでいるところのすぐ近く(500mもない)に多摩川が流れていて河口からは25km上流、田舎といえば田舎です。自然が今でもいっぱいです。そんなところだからこそ、昔の昆虫少年がいまだに退屈もせず、日がな一日遊んでいられるのです。
キジのこんな姿を間近に見られるのはこの時期を置いてはありません。でも、キジにこんなに近くに寄れるのも、もしかすると、毎年間近で会ってキジにこちらの顔をしっかり覚えられていて、馴染みになってしまったかもしれませんね。
「いよーっ、今年もまた来たか!お前もしつこいねえ。」って。