日本最大のテントウムシで、「カメノコテントウ」といいます。普通に見るナナホシテントウの約1.5倍くらいで、1cmを越える亀の甲羅のような羽模様と派手な橙色は緑の中で大変に目立ちます。ただ外的な刺激を受けると関節から苦みと刺激臭のある体液を出すので鳥などには殆ど襲われないようです。テントウムシ類はアブラムシやカイガラムシを食べる肉食、草食、菌食(うどんこ病菌など)の3つに分けられますが、このカメノコテントウはクルミハムシの幼虫を食べる肉食です。肉食に属するものの中でアブラムシその他の害虫を大量に食べるテントウムシは農業にとってはたいへんありがたい存在であるうえ、化学薬品とは異なり無害で環境にやさしく、「生物農薬」として期待されています。唯一の欠点として飛んで逃げてしまう・・・あたりまえですが・・・そこで「飛べないテントウムシ」の開発が進められているそうです。因みにどうして「テントウムシー天道虫」か?よく草や枝の先に上っていって先端に来るとほとんど後戻りはせず飛び立つところはよく見かけますが、太陽(お天道さん)に向かって飛んでいくからテントウムシと呼ばれるというもっともらしい説明がありました。写真は津久井湖城山公園で撮影したものです。

mats

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