山頂のキアゲハ 一寸先の闇

陣馬山、よく山頂に集まるキアゲハがヒメジョオンに訪花していたのですが・・・ mats

好天の山頂ではキアゲハがヒメジョオンで吸蜜、小刻みに位置を変えながら活発に飛び回っています。花の範囲は限られていたので落ち着いて撮影していると、目を疑うような光景が・・・

⇒ 参考 蝶百科図鑑 キアゲハ

花から飛びたったキアゲハを、サーッと横から近づくといきなりワシ掴みにしたのはオニヤンマ、やはり山頂ではよく見かけるトンボの王者です。素速くキアゲハの立派だった翅を空中で小さく折りたたみながら飛び去りました。あっという間のことで撮影にはおぼつきません・・・オニヤンマが小さなハチ、ハエの類を空中で狩るのは見たことがありますが、こんな大物を捕まえるのを見たのは初めてでした。キアゲハの命は一瞬にして絶たれてしまいましたが、これも悠久の自然の営みのほんの一つの出来事に過ぎず、まるで何もなかったように時は過ぎてゆきます。

↓ 山頂のオニヤンマ。上記とは別個体

↓ 悠久の自然。しばらくの間、姿を見せていた富士山

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