一時的なオアシス 21

「一鉢で三度楽しむ」植木鉢は、ここに来て少し忙しくなってきました。
この行灯仕立てにしたウマノスズクサにはいくつかジャコウアゲハの幼虫が、根元のスミレにはツマグロヒョウモンの幼虫がいます。気が付いたらその根元に近い所で一つジャコウアゲハが一つ蛹になっていました。食草を離れず蛹になるのは意外と珍しいことです。

そして、7月28日朝、無事メスが羽化しました(植木鉢の反対側だったのでカメラアングルが悪いが)。これが羽化直後のジャコウアゲハのメスです。できれば、またここに産卵に帰ってきてもらいたいものです。

少し前に近くの植木鉢の側面で蛹になっていたものは、どうも途中で死んでしまったようで黒ずんでしまいました。残念。

ともかく、この鉢にはまだ大きさの違う幼虫がいくつかいるので、途切れずに、知らぬ間に確かに産卵に来ているということです。

 

(Henk)

参考 蝶図鑑 ジャコウアゲハ

 

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