地味なコジャノメ
先日のヒカゲチョウに続いて、普段あまり出会わない地味なのをもう一つ。この写真も昨年の記事にはなぜか登場しなかった可哀そうな一枚です。
これは高尾山でのコジャノメのオスです。前翅内縁近くにオスを示す性標(注:「ことばの解説」参照)というものが見られます。この時は珍しくジッと翅を開いていてくれました。咄嗟に、どっちだったかな?ヒメジャノメ、それともコジャノメ?この二つは非常によく似ていていて、瞬時に見分けるのは難しいのですが、よく見ると後翅にも小さなジャノメ模様があることが決め手です。何だか「間違い探し」のクイズをやっている気分になります。
(Henk)