ヤナギの樹液にコムラサキ
昨年多摩川河川敷のヤナギの木でコムラサキに出会い、以来ヤナギの木を気にしてきた。今年もこれで何度かヤナギの樹液に来ているコムラサキに出会った。たくさんあるヤナギの中でも樹液が出ているところは限られる。その場所にはコムラサキを始めサトキマダラヒカゲやキタテハなどのチョウ、さらにカナブンの類・ハチやハエの類なども集まって来ている。
次の写真はコムラサキではなく、キタテハです(3頭いるのが分かるでしょうか?)。
さらに、そこは同時にカマキリなどの狩場ともなる。この数日前にはコムラサキとサトキマダラヒカゲがいるところを狙っているカマキリがいて、緊張感のあふれる絵を期待してカメラを構えたのだが、途端にチョウたちは一斉に飛び立ってしまった。カマキリの存在に気付いたか、筆者の気配に驚いたか、チョウたちのいなくなった後、鎌を伸ばし切ったカマキリと全く我関せずのシロテンハナムグリだけの間の抜けた写真となってしまった。
(Henk)