今年もアカボシゴマダラが

この時期すべての木々は若葉となって輝きを増しています。ハイムではもともとの植栽に混じって、いろいろの実生のものも知らぬ間に大きく育っています。その中のひとつにエノキがあります。これはハイムに植えられたものではなく近隣のエノキから鳥が種子を運んできて育ったもので、ユキヤナギやツツジなどの他の木に混じって既に数年を経てしまい、もはやエノキだけを根こそぎ撤去することが難しくなっているものも何本かあります。やむなく毎年地上部だけ伐採はするものの、また次の年には同じように1m以上伸び、また翌年に地上部だけ伐採という繰り返しです。そんなエノキの葉を好んで食べるのがアカボシゴマダラの幼虫なのです。

数年前からアカボシゴマダラはハイムで世代交替をしているようです。秋口のエノキの葉がまだ緑の時に、卵を産み付け、幼虫は葉が落ちるまでその木で大きくなり、冬にはその木の根元の枯葉などの中で越冬し、春の新芽とともに再び木の上に這い上がり、蛹となりさらにチョウとなるのです。今の時期は幼虫の最終齢に近く、もうすぐ蛹になるのです。この写真はその姿です。保護色でもあり分かりにくいですが、どう言う訳か葉裏に隠れたりせず、むしろ目立つようにエノキの葉の上にいるのです。

(Henk)

参考 蝶図鑑 アカボシゴマダラ

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