コムラサキのテリトリー張り

 

多摩川土手のサクラの木で2-3頭のオスのコムラサキがテリトリーを張り、それに対して別のオスたちが侵入を試み、お互い入り乱れてさかんにバトルを繰り返していました。目まぐるしく飛び回るので果たして何頭のオスがいるのか分からなくなりますが、5-6頭いたかもしれません。そこにメスが現れると、オス同士のバトルとは違う飛び方をしています。それぞれオスはサクラの高い梢で陣取りますが、なかなか翅を開いてくれません。完全に開かれても、また下からでは翅表はよけいに見えにくくはなりますが(最下段の写真は別の日のものです)。そして、止まる向きが大体決まっているようで、おそらく太陽の位置から翅を一番誇示できる方向(太陽に正対するように?)を選んでいるように思われます。上4枚の写真で言えば、3時前なので太陽は左上にあり、最下段の写真では正午なので太陽はほぼ真上にあります。

(Henk)

参考 蝶図鑑 コムラサキ

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