生と死

6月半ば、この時期目立つのはやはりモンキチョウでしょう。多摩川土手のシロツメクサ・アカツメクサなどマメ科の植物にはあちこちでモンキチョウが産卵をしているのが見られます。散歩する人が踏みつけそうになるところの葉にまでお構いなしにどんどん産み付けてまわっています。そんな産卵のシーンです。メスが飛び立った後にはちゃんと白い卵が1つありました。1mm程度の小さな卵ですがこの写真で分かるでしょうか?

そんな産卵のシーンを見た翌日、一生を終えたオスのモンキチョウの死骸を見つけました。これも一つの出会いでした。これまでに自分が見たチョウの数以上に死んではいるはずですが、不思議とそれ程の数の死骸を見たことはありません、むしろ非常に稀なことです。少なくとも、1mm程度の小さな卵を見つけることよりも格段に難しい。殆ど人には気付かれることなく自然に還って行っているのです。合掌!

(Henk)

参考 蝶図鑑 モンキチョウ

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