モンキチョウと「おまけ」

チョウは1年のうちに何回も世代交代をするものがいる。春先まだ寒い頃から姿を見せ始めるチョウの一つにモンキチョウがいるが、そのモンキチョウの次の世代が今ちょうどピークを迎えようとしている。他のチョウが少ない中でひときわ個体数が増えていて目立つ存在。

この日は、そんな中で思わぬ拾い物(?)があった。まず、この写真をご覧になって何かお気付きだろうか。モンキチョウはオオキンケイギク(特定外来生物)で吸蜜に余念がない。実は、そのチョウと一緒に比較的珍しい(?)セイボウという寄生バチの一種(ハラアカマルセイボウという名前)が偶然に写っているのだ。シャッターを押した時には筆者の注意はチョウの方に注がれていてセイボウの存在には全く気付かなかった。チョウと比べても、セイボウは非常に小さく、後で写真を見て、「あっ、セイボウが写っている!」と、拡大したのが下の写真だ。しかし、残念だがセイボウはちょっとピンボケ。もし気付いていれば、モンキチョウよりもそちらを・・・。

(Henk)

参考 蝶図鑑 モンキチョウ

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