生田緑地のミドリシジミ

今年はミドリシジミのシーズンになってから特に天気の悪い日が多いようだ。雨の日はもちろん、陽射しの無い日や気温のそれほど高くない日にはあまり見ることは期待できない。さらに、今年も生田緑地はホタルの保護のため6月4日から約3週間ミドリシジミがいるハンノキの群生しているあたりは夕方から夜間・早朝には立ち入ることが出来ない。それでも何とか見られないものかと朝少し遅い時間に何度も足を運んでみたが、数年前にオスが早朝に草の上でメタリックグリーンの翅を大きく広げた姿を見て以来、まだそのような場面には出会えていない。年ごとの変化はあろうが、最近はどうも発生する個体数自体がかなり減っているようにも思えてくる、以前はもっとたくさんいたのに・・・。生田緑地のアオバセセリがこの2年全く見られなくなったこととなぜかオーバーラップして気が重い。同好の人に聞くと夕方にハンノキの上でバトルをしているところは見られたというが、今年の生田緑地で開翅の写真を撮ったという人にはまだ出会えていない。誰か、運のいい人は撮っているのかもしれないが・・・。
そんなある日、朝少し遅い時間だが二日続けてメスの姿だけは見ることが出来た。

開翅したA型(茶色の地にオレンジの斑紋)のメス

ハンノキの枝に産卵中のメスそのうちの1頭は草の上で開翅、ほどなくどこかへ飛び去ってしまった。もう1頭はハンノキの枝に卵を産み付けている所で、しかも、適当な産卵場所を探しながら時間をかけて1m近くも枝を歩いては時々腹を曲げて産卵しながら移動していくところが見られた。いずれも遠くて、写真は不鮮明なものしか撮れなかったが、それがこの証拠写真です。その産み付けられた卵が無事来年孵化して数を増やしてくれることを今から祈るだけだ。それには1年も待たねばならないが、今シーズンが終わってしまうまでまだ少し時間はあるので、少しくらい傷んでいてもいいから何とかオスのあのミドリ色をこの生田緑地で見たいものだ。
余談だが、私のカメラでは産み付けられた卵まで見えないが、一緒に目撃したAさんは流石、産み付けられた瞬間の卵まではっきりと撮っておられた。嗚呼、カメラの差は如何ともしがたい(笑)。

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ここまで上記の2頭のメスの写真を撮った6月11日に書きあげていたが、翌12日の夜にその「運のいい人」からオスの開翅の写真を送ってもらったために、記事のこの部分を書き足すことと相成った。それはいつものMMさんからだった。ついに彼は撮ったか。その写真をご覧あれ。

MMさんからもらった、6月12日朝の生田緑地のミドリシジミ(オス)

(Henk)

参考 蝶図鑑 ミドリシジミ

 

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