遅かったアカシジミ

今年は例年に比べ遅かったが、やっとアカシジミを見ることが出来ました。生田緑地のシイノキの花が咲く頃には決まって姿を現していたのですが、今年はシイノキの花も少し遅めで、やっと咲き出したばかり。今朝そのまわりに3-4頭いるのが目撃されましたが、どれも木の天辺に近くにいてなかなか写真にはなりません。しかし、おそらくそのうちの1頭が目の高さまで降りてきたので、まずは1枚、証拠写真を。それ以降30分待ってみました現れず、今日の所はこれで満足して他へ移動することにしました。

実は、今年は例年と少し違うと感じていることがあります。この時期になるとキアシドクガが大量に発生するはずなのですが、今年はほとんど姿を見ません。いつもなら所かまわず幼虫の毛虫が這いまわり、いたるところで蛹になり、すぐに白い成虫があたりを吹雪のように乱舞するのが見られるのですが、毛虫自体をほとんど目にしません。したがって、ミズキの木は葉を食べ尽くされることなく青々と茂っていています。これは生田緑地に限らず、先日の高尾山でもそうでした。キアシドクガに何か異変が? 実は、キアシドクガの乱舞がミドリシジミが出るサインでもあってある意味で目当てにしていたので、ちょっと拍子抜けでもあります。

(Henk)

参考 蝶図鑑  アカシジミ

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