ベニシジミ ニアミス!

暖かくなると多くの虫たちも活発に活動始めます。この日は随分ベニシジミと出会いましたが、そのうちの1頭は滅多に起こらないと思われるニアミスに遭遇。ベニシジミが止まっているところに後ろからナナホシテントウの幼虫がドンドン近づいてきます。別にこの幼虫は肉食とは言え生きたチョウを狩るつもりで近づいたわけではなく、ただ草の上を闇雲に這いまわっていて、偶然その先にベニシジミがいたということでしょう(おそらく)。このシャッターを切った直後にベニシジミはあわてて飛び立ちましたが、幼虫はそれまでと同じスピードで歩いてどこかへ消えました。幼虫の這うスピードは意外と速く、その間1分足らずの出来事でした。

実は、このベニシジミを撮っていた時に(下の1枚目の写真)、どこからともなくナナホシテントウの幼虫が現れ(2枚目の写真)、そのまままっすぐ通り過ぎるのかと思っていたら何とベニシジミのいる方に方向を変えて近づき、冒頭の写真のようなニアミスを起こしそうなので、面白くてシャッターを切りました。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ベニシジミ

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