雨が止んだら アイノミドリシジミ 遠征編(信州南佐久⑦終)

梅雨明けがのびそうだったので安全を見て7月26日から三泊四日で出かけた信州なのですが、26は土砂降り、27・28は終日雨・・・どうなっているのか、今年の梅雨は?? mats

雨にたたられっ放しの今回の遠征も敗色が濃いままに推移しついに最終の29日、僅かに残された出発10:30までの貴重な時間、朝食などすっ飛ばして6時から草原の林縁部で見張ります。「終日曇り」という天気予報など信じてもいませんでしたが、当たり前のように降り出した雨が9時頃にあがると待ちわびていたアイノミドリシジミが現れ、オス2~3頭がテリトリーを張りだしました。なんとか出発の10:30までに撮影できるのでは、と期待が膨らみましたがあろうことかまたもやポツポツと雨、アイノも消えました・・・千々に乱れる我が心、あ~もうやってられない!! いよいよカウントダウン的に時間がなくなってきましたが9時50分、再度雨があがり今度は本格的にアイノが飛び出し曇天の空を背景に卍巴の飛翔を繰り広げます(上の写真)。そして他のオスを自分のテリトリーから追い出し、定位置の食樹ミズナラの葉上にとまるという典型的な占有行動を繰り返すようになりました。両腕を真上にあげればなんとか斜め下の方向で撮影可能な高さにとまってくれたのでやっと今回の主目的であったアイノを撮影することができたのです。それにしても三泊四日も滞在しながら最後の一時間弱というギリギリのタイミングでの快挙でした。ラッキー!

参考 蝶百科図鑑 アイノミドリシジミ

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