カタバミにギンイチ

先日のmatsさんの記事にもありましたが、ギンイチモンジセセリの写真というのは殆どが枯れたススキやヨシなどに止まったもので、ごくまれに花に止まったものを見る程度です。しかし、彼らもチョウである以上どこかの花で吸蜜しないと生きていけません。これは運良く撮れたギンイチモンジセセリの吸蜜の場面です(クリックで拡大できます)。ヨシ原の脇に咲いていた黄色のカタバミの花から花へ。その意味で写真としては珍しい部類かもしれません。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ギンイチモンジセセリ

カタバミにギンイチ” に対して2件のコメントがあります。

  1. Sophia より:

    真ん中の写真はとても幻想的で、単なる石ころだけが背景とはとても思えません。すごくいい!お気に入りの写真です。
    背景が無機質な石ころばかりだから、よけいに蝶の躍動感を感じるのかもしれません。
    蝶の模様も見えず輪郭も分からない。なのにこの蝶の生命の震え・躍動感をこんなにも強く感じてしまうのは、やはり背景の石の賜物でしょう。

    画面いっぱいの拡大写真では、自分までその世界に引きずり込まれてしまうような異次元の世界を堪能、楽しませて頂きました。

    一輪のちいさなカタバミの花は、利休の朝顔のように、ひっそりとしかも偉大な生命の象徴として、力強く飛び舞う蝶に寄り添っている構図は、素晴らし過ぎます。

    感動のお写真を有難うございました。

    1. Henk より:

      Sophiaさん
      過分なコメント、有難うございます。
      いつものように何気なく選んだ写真の一枚ですが、喜んで頂けて、よかったです。
      なかなか思うような写真は撮れませんが、懲りずにやっています。
      今日も、ギンイチを見つけ喜び勇んで追いかけたのですが、見事に逃げられました。実はとてもひ弱な飛び方なのですが、ヨシやススキが衝立のように茂った中をいとも簡単にぶつかることもなく、スイスイと奥へ奥へと分け入っていき、こちらは追いきれずギブアップ。大体が、このように逃げられることの方が多いのです。写真に残せる確率はそれほどよくはありません(笑)。

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