花は咲いたが・・・

ゴールデンウィーク前後の生田緑地ではアオバセセリが見られる、いや正確には例年は見られることが多かった。ちょうど菖蒲池の縁のヒメウツギが白い花を咲かせる頃に決まってやってくる。

年ごとにアオバセセリの数が減っているのではと気になっていたが、去年などは花の咲くのとチョウの発生が合わなかったのか、結局筆者自身は見ることはできなかった(見た方がおられるかもしれない)。今年はどうかと、蕾の段階からヒメウツギの様子を気にはしていたが、23日には半分ほどの花が咲いていた(上の写真)。しかし、アオバセセリは午前中には全く姿を見せず、ハナアブとかハチが来るだけ。アオバセセリはまだ発生していないのか、それともこの場所を見捨ててしまったか。確かにここのヒメウツギは大きなヤマモモの木の下で半日陰で株自体あまり勢いが良くないようだ。また、今年の連休中は天気のほうももう一つよくなさそうなので、今年もアオバセセリには会えないのか・・・、まだチャンスは残っているが、去年のことを思うとつい悲観的になってしまう。

しばらくヒメウツギを離れ、緑地内を一回りして、クロヒカゲ、ルリシジミ、アゲハ、カラスアゲハを見た。やはりアオバセセリが気になり戻ってみたが、ついに姿はみせずこの日は空振りに終わった。

クロヒカゲ

ルリシジミ

アゲハ

カラスアゲハ

 

(Henk)

参考 蝶図鑑 アオバセセリ  クロヒカゲ  ルリシジミ  アゲハ  カラスアゲハ

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