読者からの問い合わせ

読者の方からこんなお問い合わせがありました。

題名: アオスジアゲハの幼虫を飼いたい

周囲にクスノキがたくさんあり、葉裏を探すのですが、一度も会えません。どのへんを探すのかコツがありますか。それとも今の時期には産卵していないのでしょうか。

お答えします。

ハイムにはクスノキは90本以上植えられています。クスノキはアオスジアゲハの食樹ではありますが、大きなクスノキで幼虫を探すのはなかなか難しい。ましてや卵を探すのは不可能に近いと思います。偶然低い所で見つけられることはありますが、柔らかい葉は殆ど梢のほうにあるので、大木のクスノキでは下から見ただけではどうしようもありません。

私自身は、5号棟エントランス脇のヤブニッケイのひこばえで幼虫をよく見つけます。この写真は以前のものですが、目の高さにいたものです。ヤブニッケイもクスノキ科なのでアオスジアゲハは大好きです。しかも、ひこばえなら低い所にあるので探すのは比較的簡単です。一度トライしてみてください。あわせて過去に書いた記事もご参照下さい。
また、今は産卵には少し早いかもしれませんが、これから夏に向けて個体数が増えてくれば、飛び回るチョウをよく観察していると産卵行動も見られるので、その時がチャンスです。ただし、低い所で産んでくれないと卵を手に入れるのは難しいですよ。

(Henk)

 

読者からの問い合わせ” に対して3件のコメントがあります。

  1. Henk より:

    追加:
    言い忘れていましたが、アオスジアゲハの幼虫は移動をしない時は葉裏ではなく、葉の表側でじっとしていることの方が多いようです。だから、下から見上げても葉の表側はなかなか見えにくいですね。

  2. mats より:

    mats です。同じハイムで撮った卵の写真がありますのでご覧下さい。

  3. あさぎ より:

     私も探していましたが、なかなか見つかりませんでした。とても参考になりました。
     月桂樹にも産卵するので、実家の木の枝で挿し木をしてみましたが失敗しました。

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