これからのウラギンシジミ

先日のmatsさんのウラギンシジミに比べるとちょっと傷んでいるが、私も多摩川土手で久しぶりに至近距離でオスの開翅を見ることができた。その場所は先ごろまでクズの花がたくさん咲いていて、彼らのお気に入りの場所だった。その頃は連日何組もが激しいバトルを繰り返していたが、今はもうその姿も見られない。このオスもこうしてたまに日向で体を温めている。

そして後日、ハイムで真新しいメスに出会った。アラカシの生垣に止まって翅を広げて日光浴をしている。
彼らはこれから冬に向かい、このまま越冬するのだろうか。それともお互いどこかで出会って、もう一代の世代交代があるのだろうか。しかし、それはちょっと厳しそうだ。多摩川には幼虫のエサとなるクズの花はもうなくなってしまい、後に豆の鞘がぶら下がっているだけなのだ。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ウラギンシジミ

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