オオムラサキ、余韻冷めやらず

先日、matsさんと見に行ったオオムラサキの余韻が未だ冷めやらず。既にmatsさんから紹介されていますが、私の見たオオムラサキを、二番煎じですが、どうぞ。

まるで春先の菜の花畑をモンシロチョウが飛んでいるように、いたるところオオムラサキが乱舞している。こんな光景はこれまで見たことがなかった。歩いていても衝突しそうになる。耳元に羽音を残して飛び去る。民家の壁やら物置小屋やらと、所かまわず止まって時々翅の開閉をやっている。シャッターチャンスはいくらでもあるが、冷静にシャッターボタンが押せないくらい興奮気味だった自分を思い出す。閉じた翅がわずかな時間ぱっと開くが、なかなかその瞬間にシャッターが切れない。見ると大体半開きの写真ばかり。デジカメの時差に翻弄される。数打ちゃ当たるではないが、素人の悲しさ、幸運だけを期待してひたすらシャッターを切る。そのうちの何枚かです。

オオムラサキは樹液に集まるタイプのチョウであることは知っていたが、タテハチョウの習性なのか、よく地面や建物などおよそ色気のないところに止まりたがる。花とか緑の葉っぱに止まればよいものをと思う。湿った地面で吸水するのなら理解もできるが、そうではない。乾いた地面に降りて長い口吻を伸ばしてしきりに舐めている様子。これは水分補給ではなく、地面のミネラルを摂っているようなしぐさに見えるが、果たしてそうか?ということで、私が撮ったオオムラサキの背景はどれも味気のないものばかりだ。最後の一枚は、スマホの写真です。

途中、地元の方に会ったので「凄いですね。オオムラサキがこんなにたくさんいるんですね。」と声をかけたが、にっこり微笑むだけで、「(なんのこと)???」と無言の返事。「こんな蝶、蛾と同じだよ。」という答えのようにも思えました。「絶滅が危惧されている、国蝶ですよ。」とよほど言いたかったが、ぐっと飲みこんでしまった。帰り際に、捕虫網を持った大学生と思しき二人連れに会ったので、「成果はどうだった?」と聞いたら、「これからです。」と。これでまた何頭かは誘拐されて標本になってしまうんだ・・・。

今シーズン、もう一度行ってみたい。

(Henk)

参考 蝶図鑑 オオムラサキ

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オオムラサキ、余韻冷めやらず” に対して1件のコメントがあります。

  1. アバター 山ちゃん より:

    オオムラサキ、綺麗と言うか神秘的な色合いの蝶(天目茶碗の様な色調)
    思わず見入ってしまい、ウィキペディアでしっかり勉強させて頂きました。全国に分布し地域によって色調などの差異があるとか、不思議な蝶です。 北杜市にはこの蝶の博物館まであるそうで・・・・
    小学校低学年の頃、夏休みには近所のクヌギ林にクワガタ/カブトムシを探しに行くのが早朝の日課でした。 樹液を沢山放出するクヌギの木には、まるで夜の街・新宿のように各種の昆虫が密集状態で集まっていました。 スズメバチ、カナブン、カブトムシ、クワガタ、各種の蝶、羽を開いてない状態の写真を見ると・・・オオムラサキに似たような感じだった気もして来るのですが・・・・マダラヒカゲかも知れません。ご近所なら、是非とも一度はお供したいところですが・・。

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