アオバセセリに出会え、今日はラッキーだった!
昨日5月6日分の記事「悪いが、お前じゃないんだ。」を書いた時点(5月5日)では、今年もアオバセセリには出会えないものと正直半分以上諦めていた。そして、ついぼやいてしまったが、7日分のこの記事では一転、ラッキーだったと満足げにアオバセセリの写真をアップすることになった。人間、まことに現金なものである。
6日朝起きて、もう遅すぎるかもしれないが昭和記念公園にチューリップでも見に行くかと電車に乗り立川駅まで来て、ホームでなぜだか急に気が変わった。「行先変更!そうだ、ダメもとで裏高尾に行ってみよう。もしかするとアオバセセリが見られるかも。」と思った。やはり、諦めきれていなかったのだ、未練がましい。しかし、結果は冒頭の写真をご覧いただければお分かりと思う。この突然の心変わりが良かったのだ。
ただ、帰宅時間の制約があったので、正午頃には現地を離れざるをえなかったが、現地にいた1時間半程度の間に幸運なことに3回ほど吸蜜に来たアオバセセリを撮ることができた。それぞれの滞在時間は1分あるかなしかなので、その時間以外はただウツギの木の前でじっと待つだけだったが、来ている短い時間には何度もシャッターを切った。もちろんピンボケやら角度が悪いものやらが大半だったが、結果としてそれなりの満足感が味わえた充実した(?)ひと時だった。
最後の写真は、アオバセセリを待つ間に手なずけた非常に気のいいコミスジ。人怖じせず手にも平気で止まるので、ちょっと派手だが指輪にしてみた。これで、手乗りのレパートリーが一つ増えた。
(Henk)