飼育中のコムラサキ(4)閲覧注意

この幼虫はやはり5齢の最終齢だたようだ。脱皮直後はやや小さいのでは思ったが、その後エサをどんどん食べ体長も伸びている。この時点では4㎝を少し超えてきた。ただし、幼虫の体はかなり伸び縮みするのと、物差しをそばに持って行っても真っ直ぐになってくれないので正しく測るのが難しい。上の写真は、エサのヤナギの枝を替える時に止まっていた古い葉ごと取って撮ったのも。新しい枝に移し替えた途端に猛然と食べ始めた。

ヤナギの葉の鮮度が落ちると替えてやっていたが、実際食べたエサの量というのはなかなか分からない。ならば糞の量を見てみようと、3月23日から下に落ちた糞を数えてみることにした。食べてなくなった葉よりは正確に分かるだろうと。糞の数・大きさがだんだん変わってくる。脱皮前は動かず食べなくなるので糞の量も減っているのが分かる。

4月2・3日とエサをたくさん食べていたが、4日に入ると途端に食べなくなった。そして、次の写真のように決まった葉の上から殆ど丸2日間近く動かなくなったし、同時に糞の量が減っている。

さては、この葉で蛹になるのを決めたのかと思った。よく見れば止まっている葉の葉柄付近が白く吐いた糸ですでに補強されているようだ。

(Henk)

参考 蝶図鑑 コムラサキ

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