飼育中のコムラサキ(2)閲覧注意

コムラサキの幼虫は18日頃までは枝の上を行ったり来たり。動きを写真に残そうとカメラを近づけると気配を感じるのか、それまでの動きを止めてかなり長い時間動かなくなる。そう簡単には再び動き出さないので、そばを離れて時間が経つとまた別の場所でモゾモゾはいまわっている。滅多にエサのヤナギの葉を齧っているところは見ることができないが、ところどころ葉に食痕があるし、ゴマ粒よりも小さい黒い糞が落ちているので、それなりに食べていることは分かる。それにしても、アゲハなどよりも明らかに小食のような気がするが、どうだろうか。

それが18日から葉の上に静止したままで丸2日近く動かなくなった。もしや脱皮が近いのかと思っていたら、案の定20日朝、その葉の上で脱皮しているのを見つけた。横に古い抜け殻が小さく付いている。少し大きくなったようだが、まだまだ小さい。これで4齢になったのか? これまでよりも緑がはっきりして、触角の黒さもなくなり体中緑色になった。そして緑の体に白い筋もはっきり見えるようになった。それでも幼虫の行動は以前と同様、枝を行ったり来たりしている。

(Henk)

参考 蝶図鑑 コムラサキ

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