五月のゴールデンウィーク直前にオープンしたこの「蝶百科図鑑」ですが、皆さん如何ですか、楽しんでいただけているでしょうか?

オープン以来、ほとんど一日も欠かさず記事がアップされていますが、これも二人の蝶博士の目に見えない努力の賜物です。

先月末に近い某日、博士の一人Henk氏の後を追って、生田緑地まで取材に出かけました。はて、どんな風に山を、林を歩いてどんな風に蝶の写真を撮り続けているのか一度目の当りに見たいと思ったからです。

駐車場に車を捨てて、奥に向かいます。開けたところからだんだんと林が迫ってきて、ふと小道に入ります。私には、ただところどころに灌木が並んでいるのしか見えず、何の変哲もない景色です。博士はというと、目は爛々としてまさに獲物を狙う鋭い目つきに変わっています。

緩い坂道を少し登ったところで、一頭の蝶を見つけたようです。幹に留まった蝶を写真にとるべく近づいていきますが、蝶は逃げません。不思議に思っていると、どうやら樹液を吸っているところだそうで、食事中なのです。そこで何枚も写真を撮ってひと仕事終えたようでした。

とそこへやってきたのが1人の老人、興味がありそうな感じで見ています。知り合いなのかどうかわかりませんが、お互いに軽く言葉をかけ合っています。会話の感じが何の衒いもなくまさに自然児同士といったところ。自然を愛し、蝶を愛する人というのはこんな人なのかもしれない。

(取材記者:八咫烏)

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