天国と地獄 (閲覧注意)

どうしようか、しばらく躊躇っていたのですが、毎日観察しているとこんなことも現実にはあるということを皆さんにもご紹介することにしました。
2か月ほど前のこと。殆ど同じ環境で育ってきた二つのアオスジアゲハの幼虫に訪れた自然の厳しい現実。これほどの際立った差を目の当たりにすると、観察しているものにも言葉はありません。ハイム5号棟脇のヤブニッケイでは毎年多くのアオスジアゲハの幼虫が育っていきますが、これはその一コマです。少し小さい方は、大きくなるために脱皮した直後をアリに襲われたようです。しかし、もう一方の丸々と育った最終齢に近い幼虫も蛹になることもなく、この数日後突然姿を消してしまいました。おそらく、今度は鳥の餌食になったものと思われます。一時天国のように見えても、やはり一寸先は闇でした。

(Henk)

参考 蝶図鑑 アオスジアゲハ

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