多摩川の土手沿いを低くゆったりと飛ぶ黒い蝶。黒と言っても翅は灰色がかっています。時々繁った草の中に潜り込むような動作を繰り返しながら、そのあたりを飛び回ります。卵を産みつけるために食草であるウマノスズクサを探しているのです。この蝶の名前はジャコウアゲハ。ウマノスズクサの生えている場所は限られますが、多摩川土手には何カ所かかたまって生えている場所があります。写真は、珍しく葛の葉で休んでいるところです。右下の写真がウマノスズクサで、特徴のある葉の形をしています(拡大できます)。この草には毒があり、ジャコウアゲハはその毒を体内に貯めこんでいるため、鳥などに襲われることはありません。

(Henk)

 

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