シロチョウのなかまは中形で、白か黄色を地色にした単純なもようのものがほとんどです。6本のあしはほぼ同じ長さで、葉や花、地面などにつかまります。いろいろな花のみつや、種類によっては♂(オス)は地面の水分を吸います。世界に約1000種います。
ふつう、ぼうすい型で上下に長く、縦にすじがはいっています。生みたてのものは白か黄色で、日がたつと色がこくなります。ふつうは1個ずつ食草にたててうみますが、かためてうむものもあります。
幼虫 アオムシ型で、細長い円筒型です。短い毛のあるものと長い毛のものがいます。ほとんど5令でさなぎになります。
さなぎ 糸の帯をかける帯蛹(たいよう)で、緑色と茶色の二つの型のあるものもいます。
冬ごし 幼虫、さなぎ、成虫など、それぞれ種類によって決まったすがたでします。
食草 キャベツ、ダイコン、イヌガラシなどのアブラナ科と、レンゲソウ、ツルフジバカマなどのマメ科が主です。
シロチョウ科
キタキチョウ
スジグロシロチョウ
ツマキチョウ
モンキチョウ
モンシロチョウ