セセリチョウのなかまは、小形で頭部が大きく体も太く触角の先は太くなってからまた細くなります。とまる時のはねの開き方は水平に開くもの、あわせてとじるもの、後ろばねを水平に開いて前ばねを半開きにするものなどいろいろです。花みつなどを吸います。ガに近いなかまで、世界に約3000種います。
なめらかなまんじゅう型で、白色のものが多く、時間がたつと変色したり、もようが出てきたりします。
幼虫 イモムシ型で、食草の葉を糸でとじて、それぞれきまった形の巣を作ります。巣の中にいて、時々出て葉を食べます。5令~8令でさなぎになります。
さなぎ 細長い形で、多くのものは巣の中でさなぎになります。糸の帯をつけた帯蛹です。表面に、ロウのような分泌物をつけているものがたくさんいます。
冬ごし 幼虫またはさなぎがほとんどですが、卵のものもいます。
食草 アワブキ科、ブナ科、カヤツリグサ科、イネ科など種類によってさまざまです。