多摩川にもいた テングチョウ

多摩川にまさかテングチョウがいるとは。でも、実際いたのです、この通り。この個体は越冬していたもののようで、鱗粉はかなり剥落しています。
最初、5-6m先を何かが飛んでいて枯葉や枯草が溜まっているところに舞い降りたので、そっと後を追いましたが、どこに降りたのかなかなか見つかりません。しばらくして見つけたのは、思いもよらないテングチョウだったのです。新発見の気分でした。翅を閉じていると地面に落ちている枯葉そっくり。上の写真でテングチョウがどこにいるかわかるでしょうか? このテングチョウ、その後暖かい陽射しのもとでしばらくあたりをとびまわり、やっと翅を広げてくれたのが下の写真です。このチャンスまで、その後を追ってあたりを行ったり来たり、粘ることたったの8分(笑)。
河川敷のこのあたりにはエノキの大木も何本かありますが、もしもここで発生・定着しているものなら、これまでにも出会う機会はあったと思いますが、今回が初めてなのです。やはり、生田丘陵あたりから飛んできたと考えるのが順当なのかもしれませんね。どうでしょうか?

(Henk)

参考 蝶図鑑 テングチョウ

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